私は地方の生まれで、あまり塾が無いような環境だったので東京に上京し非常勤塾講師として採用されました。
それなりに学力は自信がありましたし、後はしっかりとした教え方をすれば問題無いと思っていました。
しかし実際に働き始めてみると、なかなか上手くいかないなということが多かったです。
まず東京という場所なので学生のレベルが高いと感じました。
有名私大はもちろん、国立大学を当たり前のように目指す学生が並んでおり真剣な眼差しに圧倒されそうになりました。
少し手際の悪い部分を学生に指摘されてしまうなど、恥ずかしい経験もあります。
ただ、塾の非常勤塾講師として採用されたからにはそれらを乗り越えないといけません。
手際の悪さや勉強を伝える話術のようなものは経験が重要だと先輩から教わりました。
確かに初めの頃は頭が真っ白になってしまうことが多く、あたふたしていたような記憶があります。
しかし授業を重ねていくうちにスムーズに授業を進められるようになりましたし、大切なこともしっかり伝えることができるようになりました。
その結果、どこか情けない私でしたが次第に信頼されているというのが伝わるようになり、同時に塾講師の楽しさも分かるようになりました。